サウジアラビアについて
サウジアラビアは中東のアラビア半島に位置する国で、アジア大陸の南西部に位置しています。ヨルダンやオマーン、アラブ首長国連邦を含む8か国と国境を接し、アラビア半島の5分の4を占めるとされています。
日本の6倍あまりの広大な国土を誇り、海や山、砂漠など地域によって異なる見どころを有するのが特徴です。
以前はイスラム教の巡礼や仕事でしか行けない国でしたが、2019年の観光ビザ解禁以降、一般旅行者でも気軽に行けるようになり、近年注目を集めている国の一つです。
日本からサウジアラビアまでの直行便はなく、東京、名古屋、大阪、福岡などから中東諸国の主要都市を経由してアクセスするのが一般的で乗継時間にもよりますが、15時間程かかります。
国土の大半が砂漠気候に属しており、雨は1年に数日降る程度です。季節は大きく夏と冬に分けられ、4月~10月が夏で11月~3月が冬です。夏は場所によっては50度以上にもなります。一方で冬の時期は5~30度程度に気温が落ち着き、夜間冷え込むことを除いては比較的過ごしやすいので観光などで旅行するには11月~3月がベストシーズンです。
イスラム教の2大聖地(メッカとメディナ)がある。
サウジアラビアは、イスラム教発祥の地とされています。570年頃にイスラム教を開いたムハンマドがメッカで生まれ、632年にメディナで亡くなりました。
このため、メッカとメディナは、イスラム教徒(ムスリム)にとって特別な場所、聖地です。
特にメッカは、最大の聖地で、世界におよそ16億人いると言われているムスリムは、メッカの方向に向かって1日5回お祈りをします。
また、健康で財力があるムスリムは、一生に1度はメッカへの巡礼をすることになっていて、世界中から年間200万人以上の巡礼者が訪れます。
84年前に出来た王国
現在の首都リヤドで力を持っていたサウド教出身のイブン・サウドが周辺の部族をまとめ、1932年に サウジアラビア(サウド家のアラビア)王国をうちたてました。
代々サウド家の人が国王になり。首相も兼任し、イスラム教に基づいた政治を行っています。
世界有数の産油国
1938年に油田が発見され、世界有数の産油国になりました。世界第3位の生産量を持ち、国の収入の約8割を石油に依存しています。
日本は石油の99.3%以上を輸入に頼っていてそのうち32.7%をサウジアラビアから輸入しています。 (2013年度)サウジアラビアも日本から自動車や家電製品を輸入しています。
スパイスたっぷりのサウジアラビア料理
サウジアラビアでは、鶏肉や羊肉のほか、牛肉やラクダの肉も食べます。きゅうりやナス、トマト、玉ねぎなどの野菜も良く食べます。
ご飯や「ホブス」という平たいパンと一緒に食べます。クローブやカルダなどのさまざまなスパイスのほか、乾燥したレモンなどのドライフルーツで味付けします。
日本のアニメも大人気
子供達の間では日本のゲームやアニメが大人気です。テレビでは、「ちびまる子ちゃん」「ドラえもん」 「名探偵コナン」「ワンピース」などがアラビア語に 吹き替えられて放送されています。
日本で学ぶサウジアラビア留学生も年々増加していて2006年には20人程だったのですが、今では620人以上が大学や大学院で学んでいます。
お役立情報
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概要
正式名称 サウジアラビア王国 首都 リヤド 人口 約3217.5万人 面積 約215万平方キロメートル 人種・民族 アラブ人 宗教 イスラム教 言語 アラビア語 通貨 サウジアラビアリアル 時差 -6時間 -
通貨・両替
通貨単位はサウジアラビアリアル。
1サウジリアル(SR)は日本円で約40円です。
両替は、銀行や街の両替所で出来ますが手数料が必要です。
現地では日本円からサウジアラビア・リアルへの両替が出来ないので、ドルやユーロなどにあらかじめ両替してから持ち込む事をお勧めします。
アメリカドルは、1ドル3.75SRの固定相場制を採用しています -
物価
訪問時のレートにもよりますが、総じて日本と同等もしくは少し高いと思っておくのが無難です。
食事はファーストフードで500円位からで、手ごろなストランでも一人1000円位は必要です。ちょっとお洒落なレストランなどになると直ぐに3000円を超えてしまいます。
宿泊料はある程度の快適さと安全などを考慮すると、1泊15000円から20000円程度と思っていた方が無難です。 -
電圧・プラグ
電圧は127Vと220V。周波数は60HzでプラグはA, B, BF, C タイプなどさまざまです。
日本国内仕様の電化製品を使用する場合、変圧器とプラグ変換アダプターは必須品です。
変換プラグアダプターは固定型とマルチ型がありますが、地域によっていろいろなプラグがあるためマルチ型のアダプターがお勧めです。
デジタルカメラやスパートフォンの充電器は240Vまで対応可能なものが多いです。 -
旅の必需品
・パスポートとお金(現金・クレジットカード)は旅の必需品ですのでお忘れなく。
・VISAとMaster Card以外は使えない場所が多いのでVISA Cardを持っておくのがお勧めです。
・スーク(市場)や露店、タクシーなどはカードが使えない事が多いので常に多少の現金(サウジリアル)は持ち歩き下さい。
・その他、衣類圧縮袋や常備薬、帽子、サングラスなどもあると便利です。 -
インターネット
インターネットは比較的良く普及しています。
空港やホテル、カフェなどではフリーWi-fiも利用可能なところも多いです。
又現地で日本の携帯電話を使用するには、日本で加入している定額プランは海外では適用されません。海外で携帯電話を使う場合は、データローミング料が発生し、非常に高額になるため空港到着前にはデータローミングをOFFにしておくことが必要です。 -
服装
男女とも基本、長袖、長ズボンが望ましいです。特に女性はなるべく体の線を隠すようなゆったりした服を選択するのがお勧めです。肩や膝は基本出さない事を心がけ下さい。
冬は寒くなることがあるので、厚手のジャケットやコート、セーターなども用意しておくのが良いです。又、女性はモスクではヒジャブ(髪を覆うスカーフ)を巻く事が望ましいので、常に1枚は用意しておくと何かと重宝します。 -
サウジ駐在にあたっての心得
サウジアラビアへの長期出張や駐在する場合は常に最新のインターネットで配信されている外務省のホームページや安全の手引きなどを参照の上最新の情報を確認し渡航下さい。 特にVISAの取得方法などは良く変わりますのでご注意願います。比較的治安が良いとされているサウジアラビアですが、イエメン国境からのミサイルやイランなど近隣の中東諸国との争いなどに巻き込まれないためにも最新情報の収集は必須です。
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便利なスマホアプリ
スマホに入れておくと便利なアプリとして幾つか紹介します。
<配車サービスアプリ>
・Uber (配車サービスで日本語にも対応)
<アラビア語翻訳アプリ>
・ Google翻訳
・ Microsoft翻訳(Microsoft Translator)
<礼拝事項を知るアプリ>
・ Muslim Pro
( 利用するにはアカウント登録が必要 ですが、日本語に対応しています。) -
サウジアラビアへの入国
パスポートの有効期限は入国時に6か月以上あることが必要です。
旅券の未使用査証欄は見開きページで2ページ以上.が必要です。
事前にビザ(査証)またはe-Visa(電子査証)を取得願います。
ビザは目的により観光ビザ、Multi Visa, Block Visa, Working Visaなど色々あるので事前にどのVisaが必要か確認願います。
・サウジアラビア入国の流れ
入国審査 → 手荷物受け取り → 税関によるX線での荷物検査 → 到着ロビー -
サウジアラビアからの出国
出国の際、セキュリテイチェックに時間がかかることがあるため、出発時刻の3時間前には空港へ到着しておくことをお勧めします。
空港到着後まずは空港会社のチェックインカウンターでパスポートとビザ、eチケットの控えを提出ください。スーツケースなどの大きめな荷物を預け搭乗券と荷物引換証を受け取りチェックインをして下さい。次にセキュリティチェックを受けた後、パスポートと搭乗券を持って出国審査を受け出国スタンプをもらえばいよいよ出発です。搭乗券に記載された搭乗ゲートに移動し出発します。 -
フライト・飛行時間
日本から直行便は就航していないので、経由便でのフライトとなります。
経由地にもよりますが、15 ~20時間程度の所要時間となります。サウジアラビアの主な国際空港(リヤド・ジェッダ・ダンマーム)です。
お勧め航空会社はエミレーツ空港、キャセイ空港、カタール空港、エティハド航空、アシアナ航空などです。アシアナ航空は韓国、インチョン、ドバイ経由サウジ入りするルートの場合、日本からインチョン行きのフライトで利用すると便利です。













