SAUDI EXPAT

1999.09.05
人生初のサウジ出張体験珍道中

1. サウジ出張の事例は突然に!

私がサウジガズランプロジェクトに携わったのは1996年9月1日からで、いつも通り事務所でガズランプロジェクトの補機の設計の仕事をしていて3年がたったある日、突然現地で補機関係のトラブルが多く人が足りないので直ぐに現地に行ってくれないかとの要請でした。直ぐにと言ってもサウジアラビアはパスポートでだけで行ける程簡単ではなくVISAを取る必要があります。そのVISAを取るためにも学校の卒業証明書を取ったり、商工会議所認証済みの英文の会社推薦状や英文の日程表やInvitation Letterなどを揃えこれら書類を持って東京のビザセンターまで行きその後審査を受け2週間程取るのに時間がかかったため全部で1か月程かかりました。ましてその事例は8月のお盆休み前に言われたため限られた日数で慌てて書類を揃え漸く辞令から25日後の9月3日のフライトでサウジへ出張する事になりました。

2.人生初のサウジ出張はキャセイ航空で

サウジガズランプロジェクトはサウジアラビア北東部に位置しダンマームやアルジュベールなどに近い事もあり、人生初のサウジアラビア出張はキャセイ航空で福岡ー香港ーバーレーン経由で行く事になりました。福岡ー香港と香港ーバーレーンは香港で乗り換えはあるもののどちらもキャセイ航空であったため荷物は福岡で預ければ香港での荷物ピックアップは不要でバーレーンまで自動で荷物を運んでくれるので以外と楽でした。但し当時やインターネットがそれ程発達していなかったため図面などはデータではなく、紙で持って行き電子辞書も出始めの頃であったためすべて紙の書類で持って行ってため書類だけでダンボール5箱程ありパソコンも重たいノートパソコンを持っていった記憶があります。

3.バーレーンからサウジアラビアダンマームまでは陸路で移動

バーレーン空港には事前に連絡していたドライバーが会社名と私の名前を書いたプラカードを持っていて荷物もカートを押しながら駐車場まで案内してくれ大きな車のトランクに積んでもらいいざ出発。
マナーマを出発し1時間程走るとペルシャ湾に到着します。バーレーンとサウジアラビアを繋ぐ橋、king Fahd Causewayを走り、離れて行くバーレーン、近づくサウジアラビアにワクワク。
いよいよ、待ちに待ったサウジアラビアへの入国です。先ずはバーレーン側の国境は車に乗ったまま出国スタンプも打たずに通過。

4.初めてのサウジアラビアの入国審査は大変!

このプレハブの中で出国検査が行われ当時のサウジアラビアは男社会で中にいるのも男のライフルを持ったサウジアラビア人が3人程。どこから来たかとか目的は何かなど基本的な質問を英語でされ無事入国スタンプはゲット。
入国出来たら次は荷物検査。トランクの中スーツケースは勿論、段ボールの中など入念にチェック。
驚いたのはこの国のご法度は酒、豚肉、エロですが特にお酒については液体品はすべてチェック。シャンプーの中も開けて匂いを確認。又裸の写真などの雑誌がないか、CDなどもエロ画像など写ってないか入念にチェックされ漸く通貨。すべての検査が終わるまで2時間程かかったのにはびっくり。、恐らく今は観光ビザでも行ける位大分簡略化されているのでこの様な事はないと思いますが刑務所に入りたくなければ酒、エロ、豚肉エキスなどの入ったカップラーメンなどは緩和されたとは言え持ち込まない事に越した事はありません。